若い子らが順々に入って来てるんで、そういう子らが働きやすい環境にしてあげたいなって言うのは思いますけどね。昔のような感じでは、なかなか若い子は続かないですから。
(株)ナニワ 坂上雅彦
入社されたきっかけなど
それまでは不動産関係の営業でした。その不動産の会社で、店舗経営というのをいろいろやってまして、実際に店舗に入ったりもしてたんで、飲食店なんですけど。その飲食店にたずさわる中で、仕入うんぬんで、中央市場にも出入りとかはしてました。バブル崩壊で不動産業界もかなり厳しいところがあって、食べ物の関係はこれからの時代に、良くはないんだけれども、その中でも、まだマシかなと。それでナニワの募集を見て、まあ条件的には一番良さそうな感じだったんで、決めたって感じですかね。実際は聞いてた話と違うなというところは、多々ありましたけどね。まま、昔のこの業界独特の労働状況だったね。やっぱり今はとは全然違いましたよね。
実際にスーパー関係に納品するていうのは、全くの初めてのところだったんで、それは、まあまあ慣れないことも。でも全く無知なところで入ったわけではないんで。自分自身も店舗で販売もしてたりとかいうのもあったんで。野菜の種類だとか産地であるとかいうのは、ある程度はわかってたんで、とっつきはしやすかったです。
現場のリーダーとして気を付けていることなど
やっぱりそやね、若い子らが順々に入って来てるんで、そういう子らが働きやすい環境にしてあげたいなっていうのは思いますけどね。昔のような感じでは、なかなか若い子は続かないですから。今どきやっぱり、それなりの労働環境っていうのがなかったら、やっぱり若い子も続かないと思うから。まあ、結構、あの、出来るだけちょっと気にかけて、あの声はかけるようにはしてますけどね。
仕事の時の表情は厳しいですね
しゃべりにくいかもしれないですね、あんまり笑わないし。あんまりね、喋るのが得意じゃないし、そんなもんで、出来るだけ声は掛け様と思ってるんやけど。まあ、できてないんかなとも思うしね。まあ、育てるうたら、おこがましいけど。働きやすいようにしてあげたいなと思ってるんやけどね。
いや、まあ、実際に僕がどうのこうのて言うよりも、歳の近いもんが、あの教えていった方がやりやすいかなと思うんで。あるていど人選して、この子についてみたいな形で、やらしていってます。あんまり最初から、僕がどうのこうのやると、むこうもやりにくいやろうし。
休日の過ごし方など
昔は釣りとかやってたんですけど、もうこの業界入ってから、なかなか忙しいですから。あ、温泉行く事かな、嫁さんと。このへんやったらね、貝塚の方にね、松葉温泉ていうのがあるんですけどね、すごい良かったですよ。お湯もいいですしね、施設もきれいな温泉旅館です。
将来の夢などがあれば聞かせてください
夢というか、目標は田舎でのんびり暮らしたいなというのはありますけどね。和歌山かな、住みたいなと思ってんねんけど。生鮮食料品ていうのを扱って、お客さん、スーパーじゃなくその先のね、もっと消費者のことを考えながら仕事していけたら一番いいんじゃないかなとは思いますけどね。あー、そんなことが出来たら、一番いいですけどね。そういうのが夢かな、夢ですけどね。